合格への戦略

学科・実技の試験科目はどれが良い?合格率で見る選び方【2級ファイナンシャル・プランニング技能士】

合格率
2級FP技能士の試験は学科・実技ともに試験科目が分かれています。

そのため……

  • 「どの試験科目を選べば良いか迷ってしまう」
  • 「試験科目によって難易度や合格率は違うのかな?」
  • 「試験科目を選ぶ際のポイントは?」

など、受験する前に考えることが出てきてしまいます。

アウル先生
私も試験科目選びで悩んだので気持ちがよ~く分かります。

そこで、試験科目選びの1つの目安として、2級FP技能士試験の科目別合格率について解説していきます。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士検定の試験科目・実施機関

2級ファイナンシャル・プランニング技能士検定の試験科目および実施機関は次のように分かれています。

学科・実技 試験科目 実施機関
学科試験 金融財政事情研究会
日本FP協会
実技試験 個人資産相談業務 金融財政事情研究会
中小事業主資産相談業務 金融財政事情研究会
生保顧客資産相談業務 金融財政事情研究会
損保顧客資産相談業務 金融財政事情研究会
資産設計提案業務 日本FP協会
トラ丸
学科試験は2機関、実技試験は5科目・2機関に分かれているんだね。これだけ多いと迷っちゃうな。
アウル先生
それでは1つの参考指標として、試験科目・実施機関ごとの合格率を見てみよう!

学科試験の合格率を実施機関別に比較

学科試験は実施機関によって「金融財政事情研究会」「日本FP協会」の2つに分けることができます。

早速、それぞれの合格率に違いがあるのか見てみましょう。

金融財政事情研究会(きんざい)の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 31.11%
  • 2018年9月実施 : 21.45%
  • 2018年5月実施 : 28.24%
  • 2018年1月実施 : 28.53%
  • 2017年9月実施 : 30.21%

日本FP協会の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 48.26%
  • 2018年9月実施 : 39.47%
  • 2018年5月実施 : 42.93%
  • 2018年1月実施 : 45.63%
  • 2017年9月実施 : 47.82%
アウル先生
金融財政事情研究会(きんざい)の合格率は概ね20~30%前後、日本FP協会の合格率は概ね40~50%前後となっていることが分かります。
トラ丸
日本FP協会の試験を受ける人の方が合格率が高い傾向にあるんだね。

実技試験の合格率を試験科目別に比較

2級FP技能士の実技試験は試験科目が「個人資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」、「損保顧客資産相談業務」、「資産設計提案業務」の5つに分かれています。

実技試験は試験科目別に合格率を見てみましょう。

個人資産相談業務(金融財政事情研究会)の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 36.93%
  • 2018年9月実施 : 20.47%
  • 2018年5月実施 : 23.87%
  • 2018年1月実施 : 31.72%
  • 2017年9月実施 : 51.29%

中小事業主資産相談業務(金融財政事情研究会)の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 33.98%
  • 2018年9月実施 : 41.97%
  • 2018年1月実施 : 47.56%
  • 2017年9月実施 : 49.95%

※中小事業主資産相談業務は通常、1月・9月のみ実施

生保顧客資産相談業務(金融財政事情研究会)の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 40.06%
  • 2018年9月実施 : 37.42%
  • 2018年5月実施 : 45.47%
  • 2018年1月実施 : 50.20%
  • 2017年9月実施 : 37.48%

損保顧客資産相談業務(金融財政事情研究会)の合格率推移

  • 2018年9月実施 : 54.61%
  • 2017年9月実施 : 72.35%
  • 2016年9月実施 : 60.51%

※損保顧客資産相談業務は通常、9月のみ実施

資産設計提案業務(日本FP協会)の合格率推移

  • 2019年1月実施 : 50.31%
  • 2018年9月実施 : 50.52%
  • 2018年5月実施 : 51.68%
  • 2018年1月実施 : 57.45%
  • 2017年9月実施 : 58.34%
アウル先生
実技試験は試験科目によって合格率にバラつきがあることが分かります。
トラ丸
金融財政事情研究会が実施している「損保顧客資産相談業務」や、日本FP協会が実施している「資産設計提案業務」は合格率が少し高いんだね!

ただし、「合格率が高い=試験が簡単」ということではありません。

例えば「生保顧客資産相談業務」や「損保顧客資産相談業務」に関していえば、もともと関連した仕事(職務)に就いている人が多く、既に基礎知識を身に付けているので合格率が高くなる傾向にあると予測できます。

試験科目を決める上で注意してほしいこと

上記の合格率推移より、合格率が高い試験科目があることが分かりました。

しかし、試験科目を決める上で注意してほしいことが3点あります!

注意点①:合格率だけで決めない

合格率の推移はあくまで参考指標の1つです。

合格率だけで試験科目を決めないようにしましょう。

例えば、前述した通り生命保険の分野が得意な人は実技試験で「生保顧客資産相談業務」を選んだ方が、スムーズに学習が進むはずです。

また、仕事で個人資産全般の知識を使うのであれば、少し難しくても「個人資産相談業務」に挑戦した方が、後々知識が生きてくる場面は多いはずです。

FP試験の合格はあくまでも通過点であってゴールではありません。

目的をしっかりと決め、受験する科目は総合的に判断してください。

注意点②:同日に学科と実技を一緒に受験する場合、実施機関は分けない

3級ファイナンシャル・プランニング技能士検定は学科試験と実技試験を同日に受けることができます。

しかし、実施機関(試験団体)によって受検地、試験会場が異なることに注意してください。

同日に受験する場合は実施機関が同じになるよう、試験科目を選ぶようにしましょう。

注意点③:合格率が高くても油断しない

合格率が高い試験科目を受ける場合でも決して油断しないでください。

繰り返しになりますが、「合格率が高い=簡単」ではありません。

合格するためには一定の学習が必ず必要になります。

最後まで油断せず、確実に合格できるよう準備しましょう。

アウル先生
以上のことを守れば、合格にグッと近づくはずです!
トラ丸
合格率や知識を身に付けたい分野を総合的に見て、試験科目を選ぶようにしよう!

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