
アウル先生
今回はFP試験の「リスク管理」から『個人年金保険の種類』について説明するよ!
個人年金保険について
個人年金保険は、老後の資金を準備するための保険です。
個人年金保険は、大別すると「定額年金保険」と「変額年金保険」の2種類があります。

アウル先生
さらに、「定額年金保険」は有期年金保険、確定年金保険、終身年金保険、夫婦年金保険の4つに分類されます。

トラ丸
つまり、個人年金保険には「定額年金保険」の4種類と「変額年金保険」の合計5つに分類されるんだね!

アウル先生
その通り!それでは、それぞれの個人年金保険の特徴をみてみよう!
定額年金保険(有期年金保険)
10年や15年など、年金を受け取る期間をあらかじめ定め、被保険者の生存を条件として年金が支払われる保険です。
被保険者が死亡した場合は、その後の年金支払いは終了してしまいます。
定額年金保険(確定年金保険)
支払期間中(10年、15年など)は被保険者の生死にかかわらず、年金が支払われる保険です。
有期年金保険と違い、被保険者が死亡した場合は、遺族に対して年金(または一時金)が支払われます。
定額年金保険(終身年金保険)
被保険者が生存している限り、一生涯にわたって年金が支払われる保険です。

トラ丸
これなら、ず~っと長生きしても安心だね!
定額年金保険(夫婦年金保険)
夫婦のどちらかが生存中に限り、年金が支払われる保険です。
変額年金保険
運用状況(国内外の株式や債券に投資)によって受け取る年金額が変動する保険です。

アウル先生
それぞれ、「①支払期間があるかないか(有期or確定or終身)、②生存が条件か/生死にかかわらないか」を確認しておきましょう!