
アウル先生
今回はFP試験の「ライフプランニングと資金計画」から『社会保険の概要と種類』について説明するよ!
社会保険制度の概要
社会保険制度とは、社会保障制度のひとつで、疾病、高齢化、失業、労働災害、介護などの生活上のリスクに備えるための公的なセーフティネットのことです。
保険の形式で、加入者(被保険者)が保険料を拠出して、保険者がそれを運用し、加入者やその家族に生活の困窮が予測される事態(病気、ケガ、死亡、失業など)が起きた際に給付を行う方式をとっています。

トラ丸
社会保険制度はセーフティネットの役割を果たしているんだね!

アウル先生
病院で診療費の負担が減ったり、老後に年金が受け取れるのも、この社会保険のおかげなんだよ!
社会保険の種類
社会保険は、医療保険・年金保険・介護保険・労災保険(労働者災害補償保険)・雇用保険の5種類を総称したものを指す場合と、一部を指す場合があります。

アウル先生
“広義の社会保険”と“狭義の社会保険”を分ける場合は、以下のような分け方をします。
【広義の社会保険】医療保険・年金保険・介護保険・労災保険・雇用保険
【狭義の社会保険】医療保険・年金保険・介護保険
社会保険制度を整理すると、下の表のようになります。参考にしてみてください。